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犬は幼児や赤ちゃんの突発的な動きや、おぼつかない手つきなどが怖いため身を守ろうとしていると思います。
お子さんが動き回る様になって自分の近くに来てしまう事、お母さん・お父さんが育児に手一杯になっていてあまり構ってもらえない事がストレスになっているかもしれません。
噛みそうになった時や歯を当ててしまった時に叱ってしまうと、叱られる事から身を守るために噛みが強化されてしまうのでおすすめしません。
まずはお子さんと犬の距離をおきましょう。
ベビーゲートなどを設置して、犬が安心して休める場所、逃げ込める場所を作ってあげるといいです。
犬はお子さんが自分に何もしてこない事がわかると徐々に受け入れてくれると思います。
海外の専門書(筆者は北欧のドッグトレーナー)では2歳くらいのお子さんがいる場合、触れ合いは必ず大人が監督すること、お子さんが犬を叩いたり引っ張ったりしない様に教えること、お子さんが犬のたべものやおもちゃを奪わない様にすること、ごはんを食べている時は近づかせないこと、と書いてありました。
そして触れ合いはお子さんのてのひらにおやつを乗せて、「どうぞ」と犬に食べさせる事から始めるといいそうです。
おやつを摘んであげたり、てのひらを握ってしまうと歯が当たってしまうので、必ずてのひらを開いたままであげる様に見守ってください。
もしお子さんが生まれてからお母さんがお散歩に行けていないなら、お父さんのサポートでお母さんにもお散歩に行かせてあげてください。
犬は寂しがっていると思うので、時々「ひとりと1匹の時間」を作って甘えさせてあげてください。
参考になれば幸いです。