2011年の震災で愛犬も家族も被災をしました。自宅が古か…

2011年の震災で愛犬も家族も被災をしました。
自宅が古かったせいもあり半壊し、引越しをしなければならないほどの被害でした。当日は仕事に出ていたので愛犬2頭だけが自宅で留守番をしていました。余震が続く中愛犬が心配で心配で必死で自宅に戻り着いた時、2頭はぐちゃぐちゃになった家具と倒れた壁の隙間に身を寄せあって震えて座っていました。
幸い体は怪我もなく無事でした。
2週間経ってライフラインも戻り、とにかく自分達も愛犬もストレスを発散しないとと久しぶりに散歩へ出かけました。
その時に愛犬の1頭（お兄ちゃん）が突然ガタガタと震えだし体がこわばり硬直状態になりました。
突然のことで慌てふためき急いで抱きかかえて病院へ連れて行ったところ、「てんかん発作」との診断。
初めてのことでした。
その後も余震が多く、少し大きめの揺れがくるたびにてんかんが出てしまうようになりました。

・どのようにして解決を試みましたか？
1度目と2度目は病院へ行きましたが、
大地震を経験したショックと極度のストレスが原因で発症したのではないかと病院の先生とも話したため、
とにかく一緒にいる時に地震がきたら「すぐに抱き上げて揺れを直接感じさせないようにする」「自分も落ち着きゆっくり体をさすって笑顔で声をかける」ということを行いました。

・その問題は解消されましたか？
はい

・解決された場合にはその方法を、されていない場合にはどのようなアドバイスがほしいかお答えください。
完全に解決（完治）したかはわからないのですが、少なくとも地震によって引き起こされていた「てんかん」はなくなりました。犬も人間と同じで、心や体に大きなショックや極度のストレスや負荷がかかり過ぎると、様々な症状が出るのだと身を持って体験しました。
2歳からだいぶ年月は経ち、その間何度も地震は起きていますが、必ず抱き上げて安心させる言葉と行動を取ってきました。多分薬よりも何よりも効果のある解決方法だったと改めて実感しています。
そしてできるだけ側にいてあげる事が愛犬にとって一番の安心と病気や困りごとを減らす方法だと思います。
少し時間はかかってしまいましたが、自宅で仕事をする決断をしたのも愛犬のためでした。
人よりも短い命、大切な時間、癒して癒されて幸せに過ごすためにも。