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現在9才のノルウェージャンのマイタケが3才の時のことです。当時、実家では認知症を患う父方の祖母とマイタケが、日中は1人と1匹で過ごしていました。(両親は仕事、弟妹はそれぞれ1人暮らしだったので)自分は母方の祖母の介護のため、実家とスープが冷めない距離の母方の祖母と同居しており、時々実家へ通っていました。(父方の祖母とマイタケの様子を見るために!)
そんなある日の朝、両親から「マイタケがもう2日間も何も食べていない。餌をあげても、全く食べてくれない。」と連絡が。これまでの様子から、初めての食べ物に対して慎重ではあるものの、どんなキャットフードもおやつも食べる子だったので、何か病気になってしまったか?と心配し、両親がうちへマイタケを連れて来ました。(私は人間の看護師資格を持っている)
しかし、うちでは元気に初めての場所をパトロールし、私に餌をおねだり。うちにはキャットフードが無いので何をあげようか思案していると、遂に我慢出来なくなって、近くのビニール袋を噛み始めたので、やむを得ず人間用のおやつの、「スルメ」をひと切れあげると、一気食いした後にお腹を見せました。
念のためにかかりつけ医を受診しましたが、やはり異常は無し!食欲をチェックするためのキャットフードも、完食しておかわりしました。
日頃から認知症の父方の祖母が、自分が食べる物と同じ物をマイタケにも食べさせており、NGであることは分かっているが、祖母の精神衛生を保って認知症の症状をコントロールするために、「食べ物をあげている間は、良しとしよう!」と、見逃していました。マイタケ自身が野生の本能で、危険な物は食べないでいてくれることを願いつつ・・・。
しかし、あの時マイタケが2日間食べなかったのは、父方の祖母との間に何かあったからというより、そのような生活環境に対する防衛反応や、SOSだったのだと思います。
「食べる時と食べない時がある」というモカちゃんのケースとは異なりますが、猫が食べない時には、必ず何らかの理由があるので、それを特定することから始める必要があると思います。
好んで食べる物の共通項は何ですか?また、よく食べた時のモカちゃんの調子や周囲の環境で、何かお心当たりのあることはございませんか?