今年6歳の去勢済みオスの猫を飼っています。年に一度必ず定…

獣医の先生の言う通りなのですが、もっと細かく砕けた言い方をしてしまうと、今はまだシニア期にも入っていないし、そこまで神経質になる必要はないという事です。歯みがき用のオモチャや歯みがきを兼ねた猫用オヤツなど好んで食べる子ならその程度で充分ですし、ウェットフードがメインになっている子なら、人間がお菓子を食べたまま歯みがきをしない状態と同じで歯垢が付きやすくなります。でもドライフードなら、そもそもカリカリしているので歯垢が付きにくいと思って下さい。
ミケさんはとても素晴らしい飼い主さんという前提でお話をさせてもらうと、猫の歯みがきや歯石云々といった事は、ここ何年かで急に意識されてきた事です。
人間と同じく、医療やエサの発達、飼い主さんの意識で動物たちの寿命も随分延びました。特に猫の歯みがきは若い頃から意識している方は少なく、高齢になって、歯周病になったり、歯が抜けたりと、高齢になってから不自由な事が出てきたりするのですが、それを老いと取るか、病院で徹底的に治すかも飼い主さん次第です。
因みに後者の場合は、歯を抜かないとエサを食べるのも苦労する場合などで、全身麻酔のもと歯を全部抜いたりします。そこでもまた、そうまでして治療するか、猫の食べやすい物に切り替えるかなど、また飼い主さんの判断になってくるのです。
確かな事が言えるのは、飼い主さんが神経質になってピリピリすると猫にも伝わるという事です。
とりあえず歯の事だけで言うと、猫に無理強いをしない程度に歯みがき効果のあるエサやオヤツを試してみるか、普段から口の中に指を突っ込んでも痛くない、何でもないと理解させていれば、いつか錠剤を飲ませる時に役にも立ちますし、荒い目のガーゼなどを指に巻き付け、犬歯など触れると、それだけでも随分歯石は取れます。
毎日や強制ではなく、さりげなくやる程度で随分違うと思います。