餌で寄ってきてもお腹すかせているだけで距離が縮まったわけ…

6匹の保護猫と暮らしています。そのうち5匹は母猫が生後1か月ごろに連れてきて託して行くと言うパターンでしたので、子猫の頃はほぼ外、警戒心を解いてから自宅に保護という流れでした。
自宅に入れても、野良時代同様「餌をくれる人」という扱いで懐いているとは言えない状態でした。
我が家の場合は餌の時間に、食べている時に背中を少し撫でて触られることに慣れてもらう（昔何かで読んだのですが、ご飯中に撫でられたりするのはストレスにもなるので、過度には撫でず、ほんの数回を目途にしています）、スキンシップの中で「ここは撫でられるのは平気」「ここは嫌い」というというのを見つける事でした。
猫はみんなあごの下が好きかと思えばそうではなく、背中が好きな子、前から手を伸ばすと怖がるので横から背中と頭を撫でるなどいろいろと観察してきました。
皆一歳を過ぎるくらいだったので、最初は手を伸ばそうものならひょいっと逃げられる有様でしたが、2年経った現在は洗濯物を干す足元でひたすらすりすりしてきたり、添い寝してきたりと、その子その子で自由に甘えてきます。
なにぶん6匹もいるので全員がべったりというわけでは無く、いまだ人間はやや苦手な子もいますが無理強いはせず、その子のペースに合わせるようにしています。