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こんにちは。ペットロスについてはどうしても気になってしまいますよね。
飼い犬(享年7歳)を我が子同然に可愛がり、甘やかし、一緒に寝ていた祖父と、
義姉が飼育放棄した猫の世話をし、溺愛していたわけでは無いけど程よい距離でいて、先日17歳で天寿全うした猫を見送った義母の場合ですが参考になれば。
祖父は最初は犬を飼うことに反対していた人でしたが、叔父が押しきり飼うことになりました。
結局叔父はペットショップで買ったら満足で、その後の世話は祖父が仕方なく引き受ける事に。その結果もう我が子同然の存在になり、畑に行く時も、食事の時も、寝る時も常に祖父にべったりで、祖父も可愛くて仕方がなかったそうです。
病気で7歳という若さで亡くなった時には、あまりにも早い別れに亡骸をずっと抱いて泣き「わしも生きておれん…」とこぼすほどの落ち込みぶりで、しばらくすると落ち着いてきたもののそれでもどこか寂しげで、飼い犬を追うように祖父も半年後に…といった感じでした。
義母は義姉が勝手に飼いだした猫を、必要最低限の世話と、気難しい子だったので構われることを嫌い(自分からすり寄ってはきたりしますが、触ろうとすると本気噛みする子でした)猫かわいがりするわけでも無く、ただ日々淡々と「世話してくれる同居人」のスタンスで過ごしてきました。
義母が言うには義姉には一切懐かなかったそうですが、義母にはついてきたり、足元ですりすりしたりと家族の中では一番信頼されていたようです。
関係性と、17年としっかりと生き抜いたこともあってか義母は落ち込むというよりか「たまちゃんお疲れ様、もうしんどくないね」と水も食事も取れずに苦しそうにしていた猫が、やっと苦しくなくなることに少しほっとしたような口ぶりでもありました。
共に過ごした年月、関係の濃密さの違いでもショックの大きさは違うのかと思います。
一日一日を大切に、共に過ごしてくださいね。