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現在、7歳か8歳の雌猫がときどきダンボールをかじってしまいます。そのため、ダンボールはおかないようにしています。ダンボールをかじるときは大体ストレスが溜まっているときです。その子は、こわがりで人が触ろうとするとすぐに逃げます。オスの兄弟猫はなついているのですが、その子は知らない人や子供がきたらストレスになるようで、ダンボールがあるとかじります。
また、他の猫にフードを食べられてしまったときもそうです。
布製品などの異食をする行為をウールサッキングといい、特に遺伝的にしやすい猫もいるようです。でも、お腹につまって腸閉塞になることもあるようで手の届かないところにおいたほうがいいと思います。
トイレが汚い、赤ちゃんがいるなどのストレスがある場合にもウールサッキングをする猫がよくいます。トイレをいつも清潔にすることやキャットタワーなどの上下左右に遊べるスペースとか遊べる好きなおもちゃがあるなども大切だそうです。おもちゃは、猫の本能である餌に飛びつくという狩り本能を呼び起こすような遊び、例えばねこじゃらしで飛びつかせてじゃれるとか暗い部屋でペンライトをあてておいかけさせるなどです。
うちは、天袋があるので、そこにクッション性のある敷物を敷いて、天井までのキャットタワーを設置しました。天袋の中は暖かくて、高い場所で誰にも邪魔されないので安心して休める場所のようです。そのためか、ダンボールはほとんどかじらなくなりました。
ただ、布製品をかじるときに怒ると逆効果だそうです。あまり続くようなら、早めに獣医師に相談なさったほうがいいと思います。