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ティアラちゃんは、まだ5か月なので飼い主さんをお母さんのように思っていると思います。そこへ、赤ちゃんが現れました。お母さんをとられたような気持ちかもしれません。アメリカンショートヘアはもともととても人懐っこい猫種ですが、子猫の気持ちは複雑なようです。
私だけを構ってほしいと突然攻撃してくるのかもしれません。また、赤ちゃんがうるさく鳴くことがストレスになっているのかもしれません。さらにミルクのにおいが嫌なのかもしれません。
ティアラちゃんがゆっくり静かに眠れる場所を確保してあげることや、赤ちゃんが寝ているときは、ティアラちゃんとねこじゃらしやレーザーポインターなどで遊んであげると疲れてぐっすり寝ると思います。
レーザーポインターは、移ったものを追いかけるので赤ちゃんを抱いた状態でも遊ばせることができるすぐれものです。キャットタワーがあると上下に運動できるのでストレス解消になると思います。
子猫の歯はするどく、甘噛みでも噛まれると痛いです。いずれ乳歯が生え変わりますが、ティアラちゃんは遊んでいるつもりでも赤ちゃんを噛んだら大変です。嚙んだときは、低い声で痛いと怒る顔をするといいと聞きました。でも、どなったり子猫を叩くのは逆効果です。
ふつうは、子猫は兄弟同士でじゃれあったり喧嘩をしたりして噛む加減を覚えます。ただ、数か月から人間に育てられた子猫は兄弟けんかをしないので、噛む加減がわかりません。噛むと痛いことをわからせてあげることが大切だと思います。
うちの2匹は保護猫だったので警戒心が強く、8歳になる今でも撫ですぎるとがぶっとくることがあります。でも、そのあとは悪いことをしたとわかるのか、高いところで寝ています。
猫も人間のように複雑な心を持っているようですね。