我が家でも同様の経験を今もしています。2年前、気管虚脱から始まり、甲状腺機能低下症が見つかるのと同時に腎臓と胆泥症が見つかりました。その時から急激に食べられなくなり、もうダメなのかもという気持ちに何度もさせられました。
直ぐに腎臓サポートに切り替えましたが、そもそも、療法食の中でいちばん美味しくない物だと知り、食べられないのは仕方ないのだと納得。腎臓が悪くなると、常にムカムカを覚えて食欲が無くなるそうなので、療法食を如何にして食べて貰うかが最大のポイントでした。
我が家の凜はおやつなら食べるので、その分のタンパク質を差し引いた上で、お刺身やお肉(茹でて冷凍)を使ったり、缶詰め(デビフもその1つ)を使ってみたりして、朝と晩の食事の内容に少し変化を持たせています。本来ならタンパク質を取らせないとなっていますが、筋肉が落ちてしまうと弱ってしまうと考えて、毎回異なる物で、小指か親指1本分弱程度のタンパク源を療法食と混ぜ、一緒に茹でた野菜を食べさせています。元々、野菜も好きだったのですが、やはり嫌いになったり、日によって異なったりとマチマチなので、細かくカットして混ぜたり、別皿でそれだけをあげたり工夫をしています。
幼少期から焼き芋が好きだったので、おやつにヨーグルトと混ぜて与えていたのですが、やはりある日を境にそれは拒否されたので、別々にしてあげたりしていましたが、焼き芋自体は食べられるみたいだというので、療法食のカリカリをふやかし、焼き芋を混ぜて食べさせるようにしたところ、甘みで食べやすくなったのか、今はそれで何とか頑張れています。
因みに腎臓が悪い子には水分補給が大事ということなので、凜は元々お水を飲まない子だった為にフードを与える時は多めのお湯でふやかし、散歩の後のおやつに粉ミルクを多めに与えています。
(粉ミルクもペットの牛乳も、飲み過ぎなければ栄養にもなってくれるので、特に夏場はお勧めです。)
又、タンパク源となるお豆腐は水分補給にもなりますし、ご飯と一緒に食べてくれるのではないでしょうか。
それから酵素を摂ると良いと言われ、バナナと、パイナップルや林檎を毎日少しずつ与えています。
フリーズドライの胸肉やササミの肉を風味付けで少しだけ混ぜてあげても匂いで寄って来るので、1度試してみては如何でしょうか。
お互いに頑張りましょうね。