最初にサバトラのペコちゃんを里親として家族になりました。そし…

先住猫が新入り猫と仲良くならないのは、割とよくあることなので、ある程度諦めたほうが良いと思います。

猫は単独行動で生きる生き物なので、自分のテリトリーに侵入者がいるのはストレスでしかありません。

多頭飼いでトラブルが無いのは、親子か、同じ日に生まれた兄弟姉妹です。
その次に、メスとオスのような性別が違う場合。
月齢の差が少ない、子猫の時から一緒に育った場合。
それ以外は、余程相性が良くないと、大の仲良しにはなりません。
仲良くなって何年か経っても、突然威嚇したり猫パンチしたりは普通にあります。
特に去勢していないオス同士だと流血沙汰もあり得ます。

そして残念なことに、確実な対処法は確立されてません。

分かってる中で１番良いのは、先住猫を優先することです。
食事を出す順番や、遊ぶ順番を特に気を付けて、両方の猫に序列を教えます。
いきなり２頭一緒にしても大変な場合、とりあえず隔離するなら新入りを隔離します。
先住猫が今まで自由に使っていたエリアで立ち入り禁止場所を作ると、それもテリトリー侵害になり、関係悪化するかもしれません。

新入り猫にも配慮が必要で、1箇所でも良いので先住猫が追ってこられない場所を作ってください。
体の大きさが違うなら、入口を小さくする事で新入り猫だけ通り抜けるとかもできますが、出口は２個作らないと、出られなくてトイレも餌も水もガマンしなきゃならないので注意してください。

あと、どちらかの猫が、餌場とトイレへ行く時に、待ち伏せされて通れなくなってしまうことが問題なので、距離を取ってすれ違えるとか、台や家具で通り道の高さを変えるか、仕切りがあるなどで抜け道を確保します。

まずはご飯を食べる時だけ同じ空間で、距離は離れてるけどお互いが見えるようにすると良いかもしれません。
先に食べ終わったほうが攻撃するなどあれば、その時だけお盆を間に割って入れるとか、大きな音を立てるとか、飼い主ではなく物で止めます。

ケンカは、流血沙汰にならない限り放っておかないと、先住猫が裏切られたと思い、飼い主を信頼しなくなる可能性があるので慎重に。

あとは、仲良くなるまでとは言わないまでも、しばらくは飼い主さんがおもちゃでたくさん遊んであげて、双方の猫たちがストレスを貯めないように頑張ってください。