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自分の猫ちゃんが、どっちのタイプか、両方なのか、見極めましょう。
★四つん這いで、下方向に爪研ぎする。
カーペットや、椅子の座面、ベッドカバーなどです。
★お座りや立ち上がって、横方向に爪研ぎする。
壁や、柱、ドアなどです。
下方向ならダンボールの爪研ぎや、引っかかりのある布や、小さめのカーペット(玄関マットなど)が有効です。
横方向なら麻縄のポールや、縦型のダンボール爪研ぎ、目が細めのワイヤーネットなどが良いかもしれません。
また、硬さや柔らかさも関係あるので、布やカーペット素材の物を板に貼るとか、フワフワのクッションにするなど、気に入ってもらえるポイントは色々あります。
いま、どんなところで、どのような素材のものに爪研ぎしているのか?
爪研ぎするタイミングはどんな時か?
例えば、よく寝ている場所で、起きた直後とか。
おもちゃで遊ぼうとする前のウォーミングアップとか。
縄張りを示すためとか。
それをよく観察して、爪研ぎとして気に入る形と素材の物を、いま爪研ぎしている場所のなるべく近くに置き、いまの爪研ぎより新しく用意した爪研ぎを気に入ってもらうようにしてみると、成功の確率が高くなります。
場所はなるべく厳選して、少なくしたほうが良いです。
家中どこでも爪研ぎできると思われているのも問題があります。
そして、あとで爪研ぎの替えを用意して設置するのも苦労します。
理想は、多くても1部屋1箇所以下。
ちなみに、うちの猫たちは、ラタンのカウチとタンスがお気に入りでした。
うちの場合、ほかでされるより良いと思い、それらは諦めて、その2ヶ所というか2つは、潔く猫たちに提供してしまいました。
おかげでほかでは研がなかったので、どっちが良いかは微妙です
(笑)
いまの子は、キャットタワーの柱だけの爪研ぎがお気に入りです。
意外だったのは、断熱効果を期待して、ドアに貼ったパチパチシート(緩衝材に使われるやつ)でも、寝起きにカリカリッとちょっとだけ爪研ぎしたことです。
2ヶ所ですが、爪研ぎしたくなると、わざわざそこまで行ってします。
何が気に入るか、その猫その猫で違うので、根気よくベストな爪研ぎを探してあげてください。