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敢えて厳しく書かせていただきます。お世話場所に室内外とありますが、お外にも出る猫ちゃんでしょうか。もし本当に耳が遠そうと心当たりのある点が多いのでしたら、外に出すのは止めましょう。外飼いしてる方には、勝手に出るから。元野良だから。自由にさせたいから。家だけは可哀想だから。と、色々な事を言われる方がいますが、猫には何のメリットもありません。どんなに狭い室内でも、ちゃんとコミュニケーションを取って世話をしていれば、そのうち家の中だけがテリトリーだと理解するので、頑張って完全室内飼いにして下さい。また、野良の子を保護すると、いかにも切なそうに外に出たがる鳴き方をする為、それに心折れる方も多いようですが、それも少しの辛抱で心を鬼にしていただきたい所です。そして、今は20歳過ぎても珍しくない時代です。耳のトラブルがなく、普通に元気も食欲もあるなら、いつも通り接して大丈夫と思います。耳の遠くなったおじいちゃん、おばあちゃんに接してる感覚ですね。ただ、いつもできてた事がいきなりできなくなる時が来ると思います。トイレの粗相をしたり、毛繕いをしなくなる為、毛並みが悪くなったり。猫と接する時間を長く取れるのであれば、抱っこをしながら、身体全体を優しくマッサージする感じで頭から足先まで触ってあげるといいと思います。私の場合は、毛並みが黒っぽい子はフケが目立つようになったと感じたり、寝る体制を整えるのに同じところをゆっくりグルグル回って、落ち着くまで時間がかかるようになったなと感じる程度でしたが、フケを取るのに、ブラシではなく、コロコロを使いました。短毛だったので、クシは刺激が足りず、ブラシは痛い。小さなコロコロを毛並みに沿ってしてると、適度なマッサージ具合になって気持ち良さそうでした。後は、ありきたりですが部屋の模様替えをしない等々、ストレスになるような事は避けてあげて下さい。これから耳だけじゃなく、目も見えづらくなるかもしれない、トイレも入りやすいのに変えなきゃいけないなど、色々気づく事が出てくるかと思います。耳が遠いかもしれなくても、沢山話しかけてあげて下さい。