休日を自宅で過ごしていた時にどこから「ガリガリ」と音がするの…

うちのとらも小さいころからわが家のありとあらゆる家具をがりがりと引っ掻き、それらのほとんどは秋田市ゴミ処理場に運ばれました。だけど、猫ちゃんは、その引っ掻くものがないとストレスがたまるのだそうです。我が家には昔から応接用の革製のおおきなソファがありました。白くて、結構高そうなものです。だけど、朝おきると必ずがりがりっととらが爪をたてています。他の親戚がこの家に遊びに来ると「どうしたの？あのソファ。」と心配していました。義母がソファに驚き、猫の爪とぎを生協から購入、私たちにくれました。うちらも小さいころから、とらのために爪とぎは準備していました。またたびも買って、それをふりかけ、なんとかとらを振り向かせようとしました。ある日、とらをみると、その爪とぎを抱きしめて舐めていました。
　そういうわけで、とらの精神安定のために、そのソファはずっと居間の真ん中に置かれていました。1年くらい前に、私がまとめ買いしたチーズの段ボールでとらは爪とぎをしていました。それを見た家人は、「よし。」と言って、ソファを秋田市ゴミ処理場に運びました。
それ以外にもパソコンのマウスコードはかみ切るし、トイレットペーパーはぼろぼろにするし、今も絨毯をがりがり引っ掻くし、さっきまで2階のとらのうんちをかたづけて、絨毯にこすりつけたウンチをウエットティッシュで拭きとっていました。
壁を引っ掻かなくて良かったです。だけど、わが家は、とらの姿があれば幸せなのです。